郡山ラーメン王ブログ

ひたすら極上のもの、究極のものを求めて旅していると、

ふと休みたくなる時がある。

外食が続いた時、実家の何気ない料理が

やたら美味く感じる時がある。

今日は何だかそんな気分だ。


・・・そうだ、こんな時はあの店に行こう。


「たんぽぽ」


「伊丹監督」とは関係ないので念のため。


店に入ると、気の良い御主人と女将さん。

座敷もない小さな店だし、行列が出来るわけでもない。

だが、どこか懐かしく心地よい。


「たんぽぽラーメン（850円）下さい」

この席が涼しくていいよ、と勧められた席に座りながら注文。


「ハイ、たんぽぽラーメン」



野菜たっぷり、辛しにんにく味噌のスタミナラーメンだ。

だが、嫌なにんにく感や辛さはほとんど感じない。




何と言っても、圧倒される野菜の量。なかなか麺にたどりつけない（笑）




決して「歯ごたえ抜群の手打ちシコシコ麺」とは言えないが、

これはこれでラーメン全体のバランスに合っているのだろう。





やや野菜に押されてスープが残ってしまったが、

気持ち的には満足だ。


店は歴史を感じさせるが、古い店特有の

「べたつくテーブル」では決してない。

改めてよく見ると、厨房のステンレスもピカピカだ。


気さくな御主人は、客と談笑している。女将さんも声を上げて笑っている。


・・・やはり本音はこういう店が好きなのだと再認識し、再び旅に出る事にする。

この次は「カレーラーメン（630円）」作って下さい、オヤジさん。

地図はこちら